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長編超伝奇小説 双貌鬼 魔界都市ブルース

読みたい本を見つけよう

『長編超伝奇小説 双貌鬼 魔界都市ブルース』を20年ぶりくらいに読み返しました。



作者は菊地秀行氏。
ぼくもご多分に漏れず高校生時代には氏の作品にハマっていました。
結構片っ端から読み漁りましたね。
氏の代表作と言えばこの『魔界都市ブルース』や『吸血鬼ハンターD』などでしょうか。
これらの作品は舞台設定やキャラクター人気が高まり今でも新作が発表されてますね。
多分終わりはないんでしょう。

で、本作『双貌鬼』はそんな氏の作品の中でも随一の人気主人公である秋せつらの長編2作目です。
秋せつらが主役を張るシリーズは短編集の『魔界都市ブルース』シリーズと長編の2種類に分かれます。
長編は吸血鬼や神隠しなど毎回核となるテーマがあるんですが、この『双貌鬼』はペルソナかな?

ただただこの作品、実はぼくの中では当時から印象が弱い作品でした。
他の秋せつらの長編ものに比べて敵も登場人物も地味というか。長編2作目なんですけどね。
1作目の『魔王伝』(全3巻)に比べて箸休め的な感じがしちゃって。
ま、若かったんだろうな。

しかし本作が当時高校生だった自分にとってあまり受け入れられなかった要因はちゃんとあります。
それは本作のヒロインが旦那と男子高校生の子持ちという人妻熟女であったということ。その1点。

菊地作品はご存じエロとバイオレンスな作品なので(まして魔界都市新宿ですよ)当然ヒロインは何らかの形でサービスしなくてはいけません。
けどさ、高校生の読者が高校生の子を持つ母親がヒロインで、しかもそのHシーン読んで受け入れられると思います?
普通に考えてそれ受け入れるのはごくわずかでしょ?
わかってます。これ別に高校生向けに書かれた作品ではないですから。

ということであれから20年ほどたった今になって読み返してみたのですよ。
もちろん家の本棚からはとっくの昔になくなってしまっているので改めて買い直して来ました。
そして読んだ感想は、この人妻ヒロインいい女だよな!

わたしが変わった理由はあります。
最近リアルで好きだった女性がまさに高校生の子持ちバツイチ女だったんです。しかもわたしより1個上。
いや自分でもびっくりしましたよ。なんで好きになっちゃったんだろうって。
残念ながらこの恋は実ることはなくなってしまったのですが、代わりにこの『双貌鬼』を思い出し。読み返し、20年前の自分とは全く違う読後感を与えてくれたというわけです。

本には読み時というものがあるのですね。
それは決して最新刊だけの話ではないのです

ヒロインの印象もそうだけど、魔界都市の印象も違って見えた。
昔はただただ暴力と妖物と超常現象を便利に書ける舞台設定だなという印象であったものが、今見るとそこまで暴力的ではないのかもと思えた。
どれかの本のあとがきにも書かれていた記憶があるが、魔界都市にも一般人が多く住んでいるわけで。

久しぶりに小説なんて読んだけど、没入感は半端なかったですね。
これを機に菊地作品をまた読み返してみようかな。

『双貌鬼 魔界都市ブルース』が私の読みたい本なのであろうか……
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